俳句の特徴として、17音であることと並んで挙げられるのは「季語が入っている」ということ。このコーナーでは、俳句にとって極めて大切な季語を、毎月2つ程度を紹介していきます。季節に応じた、でもあまり知られていない季語を取り上げ、その意味や良さ、持っている風味などがわかるものを目指しています。
「月刊 俳句ゑひ」と連動しており、20句の作品の中に含まれた季語を解説する予定です。なお「歳時記」とは、俳句を作るときにも使う、季語の解説や例句(今までに詠まれた俳句)が例文のように載っている本。俳句の世界で、ひとつの言葉が持ちうる多くの意味合いや側面を垣間見ることができるでしょう。